人は限られた環境の中でしか生活できません。
だから心の中はよく使う宝物とあまり使わない
宝物が分かれてきます。
よく使う宝物が集まった所が〝意識〟と
呼ばれる領域で、あまり使わない宝物が集まった所が
〝無意識〟と呼ばれる領域だそうです。
〝意識〟の中に〝善〟と呼ばれている宝物だけが集まればいいのですが、
普通の人は〝悪〟と呼ばれる宝物も入ってきます。
だから普通の人は、時々、悪いことを考えてしまうのです。
ーーーーー2年前に使っていた手帳に挿んであったメモ~ですーーーーー
人は〝意識〟領域の中のことしか意識できません。
でも、〝無意識〟領域の中のことが表に出てこないわけではありません。
〝意識〟の中の要素と〝無意識〟の中の要素がコンプレックスによって
繋がっているからです。
おもちゃ箱の中からおもちゃを取り出そうとするとき、そのおもちゃに
引っかかっているおもちゃも一緒に出てきます。
人の心も同じです。困ったことではありますが、このおかげで人は
たくさんのことを記憶できるのです。
一つの出来事をたくさんの要素に分解して、その要素をお互いに結びつけて
記憶しているから、新しいことも新しい結びつきを記憶するだけでいいのです。
何度も登場する要素は〝意識〟領域に集まり、ほとんど使わない要素は
〝無意識〟領域に残されます。
そして、意識してはいけない要素もまた〝無意識〟領域に抑圧されています。
眠っているときにも〝無意識〟領域の中のことが表に出てきます。
それが、〝夢〟です。
たくさんのことを経験し、いろいろな物を見たり聞いたりしたことを整理して
記憶しなければいけません。
でも、起きているときにそんなことをしたら頭が混乱してしまいます。
そこで、眠っている間に脳が整理を始めるのです。
過去の記憶を呼び起こし、新しい記憶と古い記憶を結びつけていきます。
その結びつきがイメージとして表れると〝夢〟になります。
〝無意識〟領域の中のことが表に出てきたときはチャンスです。
〝意識〟領域に新しい要素を加えるチャンスです。
迷っているとき、悩んでいるとき、困っているとき、〝無意識〟領域の中の
要素が問題解決の鍵になることが多いのです。
〝無意識〟の中を探検してみるのも、ちょっと楽しいかも・・
「もっと詳しく知りたい!」方は、インターネットで検索してみたら?
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