2007年9月29日土曜日

愛の新しい観念


弟子たちは、キリストが彼らを愛されたように、
お互いを愛したことがなかった。

彼らは、キリストが人間のためにあらわそうとしておられる
愛の豊かさをまだ見ていなかった。

彼らは、キリストが彼らの罪のために、
十字架上でお亡くなりになるのを見なくてはならなかった。

彼の生涯とその死を通して、彼らは、新しい愛の観念を授けられるのであった。

「互いに愛し合いなさい」という戒めは、
キリストの自己犠牲の光において新しい意味を持つのであった。

カルバリーの十字架から輝く光の中に、彼らは
「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」という
言葉の意味を読みとるのであった。

                        (Review and Herald 1910年6月30日)

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