少しずつ秋めいて参りました。
皆さまますます聖業にお励みのことと感謝申し上げます。
あの同時テロから早6年、時の経つのは早いものです。
今日は、その同時テロで1機目が激突後、救助の為、
最初にビル内に突入した数百人のレスキュー隊の内の一人で、
行方不明となった消防士(29)が生前に書いていたと言われる詩をご紹介します。
「最後だとわかっていたなら」
あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう
確かに いつも明日は やってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがったことも
やり直す機会が いつでも与えられている
「あなたを愛している」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる
でも もし それがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい
そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと
だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと伝えよう
「ごめんね」や「ゆるしてね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
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伝道の働きは終末的な働きだと言われます。
確かに今日という機会は、二度とは帰ってきません。
父なる神の愛に触れて、今日もひとりでも多くの人に
永遠の福音「イエス・キリスト」を伝えていきましょう。
明日の安息日、この安息日も二度とない安息日です。
心を込めて主を礼拝しましょう。
ハッピー・サバス!
SDA西日本教区長 島田真澄
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