キリストの貧しさは彼の大きな犠牲の一部
[コリントⅡ 8:9]
使徒は、
キリストの模範についてよく考えるように、
と彼らに呼びかけた。
天の司令官は、
人の内に神の道徳的みかたちを回復し、
堕落した人類に寄り添って立つことができるよう、
卑しく貧しい生活をご自分に課せられた。
主イエスは、進んで貧しくなられた。
ご自分が身を低くして十字架で死ぬことを通して、
我々のための身代金を支払うことができるように
するためであった。
富んでいても貧しくても、我々は、
キリストの貧しさは、
彼が人間であったことの遺産の一部であることを
忘れてはならない。
あがないを成り立たせていたのは、
園での裏切りや十字架での苦悩だけではなかった。
彼のへりくだりの一部を形作っていた彼の貧しさが、
彼の大きな犠牲に含まれていた。
人類を取り巻く一連の悲しみのすべてを、
キリストはその神聖な魂の上に負われたのであった。
Manuscript 12. 1900年
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