キリストがペテロに、
彼のすぐ前にある試練と苦しみの時について示し、
ペテロがそれに答えて、
「主よ、とんでもないことです」と言ったとき、
救い主は、
「サタンよ、引きさがれ」と命令なさった。
サタンはペテロに誘惑者の役を演じさせ、
彼を通して語っていた。
ペテロは、
サタンがその場にいるとは思いも寄らなかった。
しかし、キリストは
欺瞞者がその場にいるのを見破ることができ、
ペテロを叱るとき、
彼は本当の敵に語られた。
Letter 244. 1907年
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イエスが堕落した人類を救おうと奮闘なさる一方、
サタンの働きは彼を落胆させることであった。
そして、ペテロの言葉はちょうど
サタンが聞きたいと望んだものであった。
それらは神の計画に反対であり、
このような同種類の性質を持つものは、
何であれ神に対する罪であった。
それらはサタンにそそのかされた言葉であった。
なぜなら、それらは、
神がご自分の律法を保持してその臣民を支配し、
なおかつ堕落した人間を救うために神が作られた
唯一の計画に反することであったからであった。
サタンは
それらがキリストを失望落胆させることを望んだが、
キリストはその張本人に向かって
「サタンよ、引き下がれ」と語られたのである。
Review and Herald 1897年 4月 6日
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