2008年8月27日水曜日
1/f ゆらぎ
音楽には、人間の心に影響を与える
「ゆらぎ」というものが存在するそうです。
音は絶えず高さや音量が変化していて、
その変化が脳に刺激を与えている。
そのために、
大きな衝撃音を耳にしたとき緊張したり、
単調で抑揚のない話を長々と聞き続けているときに、
ついウトウトしてしまうわけ。
でも、自然の音に耳を傾けたとき、
心が心地よく変化することに気づいたりします。
波の音、風の音、小鳥のさえずり・・・・
連続的であって、しかも一様ではない変化が、
脳を心地よく刺激して、私たちを和ませる。
ゆらゆらと揺れながら、
ちょうどいいバランスをとっているのが「1/f ゆらぎ」と呼ばれるもの。
心臓の鼓動、それに伴う血液の流れ、脳波、細胞など、
常に変化しています。
これがバランスのいい「ゆらぎ」によって互いに調和しているからこそ、
私たちは健康でいられる。
心の状態も同じことがいえる。
緊張があっても緩和があれば、ちょうどいいバランスをとることができる。
何かにぶつかりそうになって、
〝危ない!〟と思ったときに緊張が走りますが、
危険を逃れられたときに
〝あぁ、よかった・・〟と心が緩和することで、
私たちは心のバランスを保つことができる。
クラシック音楽のほとんどが「1/f ゆらぎ」を持っているそうです。
この音楽の力を味方にしましょう。
*ものごとに集中できないときには、バッハの「G線上のアリア」
*悲しい気分のときには、ラフマニノフの「ボカリース」
*不安なとき、心細いときには、ショパンの「雨だれ前奏曲」
*イライラしているときには、ハチャトゥリアンの「剣の舞」
*やる気の起きないときには、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」
・・人によって適さないものがあるかもしれませんが・・ということで・・
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