2008年8月12日火曜日

福音の宗教とは




聖霊の働きによって魂が清められるということは、
キリストの性質を人間のなかに植えつけるということである。

福音を信じることは、
生活の中にキリストが宿ることーーすなわち、
生きた活動的な原則が宿ることである。

それは、品性によい行いとなってあらわれるキリストの恵みである。

福音の原則は、
実際の生活のどの方面からも引き離すことはできない。

クリスチャンのどんな経験も、どんな働きも、
すべてがキリストの生活を代表するものでなければならない。


愛は信心の基礎である。

たとえ、口でなんと言おうと、もし、
兄弟にたいする無我の愛をもたないならば、
神に対する純粋の愛をもっていない。

しかし、他人を愛そうと努めることによって、
この精神を得ることはできない。

必要なのは、心の中にキリストの愛が宿ることである。

自己がキリストの中にとけこむとき、愛は自然にわいて出る。

他を助け、祝福しようとする気持ちが常に内からわき出て、
天からの光が心にあふれ、顔に表わされるとき、
クリスチャンの品性が完成の域に達するのである。・・・

                              希望への光 1338


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