2008年5月13日火曜日

ブートとBIOS(バイオス)


デスクトップが表示されるまでがブート

パソコンの電源を入れると、
パソコンはウィーンといって動き出します。

ディスプレイにはメーカーのロゴが表示された後、
Windowsのロゴが表示され、
しばらくするとディスクトップ画面が表示されます。

この状態になると、パソコンで仕事を始めることができます。

この一連の動作をパソコンの起動またはブートといいます。

ユーザーは電源ボタンを押すだけで、
後はパソコンが自動的にディスクトップ画面を表示してくれます。



始めに動くプログラムはBIOS

電源を入れるとパソコンの内部では何がどのように動いて
パソコンが起動するのか・・簡単に書きます。

パソコンのマザーボード上には、
BIOS(バイオス)=(Basic Input Output System)という
プログラムが入ったROMというメモリ(電源が切れても
データがなくならない記憶装置)が搭載されています。

最近のROMはフラッシュメモリであることが多いです。

電源を入れるとCPUが動き出し、このBIOSを読み込んで実行します。

BIOSに書かれている内容は、メーカーのロゴを表示したり、
キーボードやドライブなどの基本的な機器を認識して
使えるようにしたり、ハードディスクからOSをメモリに読み込んで
実行するというものです。

そこで、CPUはそのBIOSに書かれた命令に従い処理して、
ハードディスクからOSを読み込んで実行すると、
パソコンが起動しディスクトップが表示されるのです。

まとめると・・・・

① 電源を入れるとCPUがBIOSを読みに行く。

② キーボードなどの基本的な機器を使えるようにする。

③ BIOSからブートプログラムを読み込んでハードディスクにアクセスする。

④ ハードディスクからOSをメモリに読み込んで実行する。

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