2007年11月2日金曜日

服従


もしキリストが心に宿るならば、
魂はかれの愛と、
かれとの交わりより来る大きな喜びに満ちあふれて、
キリストに結びつき、
かれを熟視しておのれを忘れてしまいます。
そしてキリストへの愛が行動の源泉となります。

神の強く迫る愛に感激した者は、
どのくらいささげれば神のご要求を満たすことができようかなどと
最低の標準を尋ねたりしないで、
あがない主のみ心に全く服従したいと望みます。

熱心に、希望にあふれてすべてをささげ、
かれらが求めている価高きものにふさわしい関心を示します。

この深い愛がなくて、
キリストを信ずると告白することは単なる話だけであり、
無味乾燥な形式、
また重苦しい苦役であります。

                          キリストへの道 p56

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