道徳的暗黒が濃い時代
エノクが神と共に歩む一方、
彼の周囲の世は、
聖なる歴史が記すように、
「主は人の悪が地にはびこり、
すべてその心に思いはかることが、
いつも悪いことばかりであるのを
見られた。」
エノクの正しい生活は、
彼の周りの邪悪な人々とは
著しい対照をなしていた。
彼の信心、彼の純粋性、彼の不動の完全性は、
神と共に歩んだ結果であった。
一方、世の邪悪は、
人類を欺く者と歩む結果であった。
エノクが落ち度のない義の生活を送った時代ほど、
道徳的暗黒が濃い時代はなく、
今後も決してないであろう。
Manuscript 43. 1900年
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