命の道における第一歩は、常に神を思い、
神に対する恐れの念を絶えず抱くことである。
道徳的な誠実さからほんの少しでも離れることは、
良心を鈍らせ、次の誘惑への扉を開く。
「まっすぐに歩む者の歩みは安全である。しかし、
その道を曲げる者は災いにあう」(箴言10:9)。
我々は、神をこの上なく愛し、隣人を自分のように愛せよと
命じられているが、日毎の生活経験はこの立法が軽視されて
いることを示している。
まっすぐな行いと道徳的な誠実は神の恩恵を保証し、
その人自身を祝福し、かつ社会の祝福ともなる。
しかし、どちらの道を選ぼうかと悩む様々な誘惑の中で、
正しいことを行い、正直さを貫くことは、天の助けと
義のゆえに誠実を愛する原則なしでは不可能である。
(Signs of the Times 1883年 2月 7日)
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