2007年8月1日水曜日

23秒で体の中を駆けめぐるもの


人間の体には血管がくまなく走っている。

心臓がポンプ役になって、
血液を全身に駆けめぐらせ、
肺が供給する酸素、
内臓が供給する栄養分を全身にとどけては、
老廃物、炭酸ガスを受け取ってもどり、
腎臓や肺で処分する。

この血液の流れが途絶えると、人は死んでしまう。
もっとも末端の血管にはバイパスがあるため、
すり傷程度では死なない。

ところで日夜、全身を駆けめぐる血液はいったいどのくらいの時間で、
心臓から出発して心臓にもどってくるのだろう。

答えは、早いもので23秒、
遅いものでも1分以内。

猛烈なスピードで、血液は全身を走りまわっている。

〝すご~い!〟

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