2007年8月17日金曜日

終戦の夏

62年前の8月15日も今年の夏と同じほど暑い日々でした。
小学校6年生だった私たち40人は、その日も日本が戦いに
勝つと 信じて公園の松の根に傷をつけ、プロペラ機の燃料に
なると信じて松脂を集めていました。

敵艦に突っ込む人間魚雷を目指す二年先輩を校庭で見送って、
まだ何ヶ月もたっていませんでした。

コンクリート製の重いローラーを{勝利の日まで}という歌を大声で
歌いながら引き、航空予科練習兵たちのための飛行場つくりに
精を出しました。

悲しいまでに純粋な気持ちで・・・。

あの日8月15日、見上げる松の梢の果てには、夏空に銀鱗を煌めかせ、
轟音を轟かせてB29の大編隊が飛んで行きました。
何千何万という命が世界中で散りました。

私たちクリスチャンには望めば永遠の命を約束されているけど、
「神様、どうか他者の命のために自分の命を捧げた多くの青年たちに
憐れみをください。力ない私ですが青年伝道のために働かせてください。」

アーメン                                    tn

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