2012年7月19日木曜日

優先順位を考える







ひとりの青年が
人生の将来に
不安を抱えながら
海辺を歩いていました。

岩に座っている
老人に出会います。

青年が老人に近づくと、
老人が言います。

「何か・・悩みでもあるのかい?」

「しなければならないことがとても多くて、
何からすればいいのか・・わからないんです・・」

老人は黙って浜辺に落ちていたガラスのツボを取り、
そこに彼のこぶしほどの大きさの石を入れ始めました。

ツボの口までいっぱい入れて老人は青年に言います。

「このツボはいっぱいか?」

青年はうなずきました。

老人は、ひと握りの小石を拾い上げツボに入れ、
軽くゆすると小石は石の間に滑り込んでいきます。

老人は再び青年に言います。

「さあ、今度はいっぱいかね?」

青年はまたうなずきました。

老人は次に
細かい砂をひと握りつかみ、ツボの中に入れました。


砂は小石と大きな石の隙間に流れ込んでいきます。


もう隙間無くツボは完全にいっぱいになりました。


「さて!」と老人は言います。


「最初に砂を入れる過ちを犯すと、
小石も大きな石も入らなくなる。君の人生も同じだ」


時間とエネルギーを、重要ではない ささいなことに
割いてしまうと、本当に重要なことに使えなくなる。


優先順位を決めることが大事。


最初に大きな石を、本当に重要なものを入れることだ。


砂は放っておいてもいい。


アレクサンダーロックハート著「自分を磨く方法」~


0 件のコメント: