もはや
神の怒りの嵐が、
洪水によって
世界を滅ぼすことは
ないという
神の約束のしるしで
あるこの虹を
我々が見るとき、
人間以外の目も
この輝かしい光景を
ながめていると
思うのである。
天使たちは、
人間に与えられたこの神の愛の貴重なしるしを見て歓喜する。
世の救い主はそれをご覧になる。
なぜならこの虹が天空で、
人間へのしるしあるいは契約として現されたのは
彼のとりなしを通してであった。
神ご自身も雲間の虹を見て、
神と人間の間に交わされた永遠の契約を覚えられる。
・・・・・
我々が美しい光景をながめる時、
我々は神ご自身がこの契約の印を見て、
彼が地球の子供たちを覚えておられる保証として、
神にあって喜ぶことができる。
彼らの苦悩、危険と試練は神から隠されることはない。
我々は希望に歓喜することができる。
なぜなら、神の契約の虹が我々の上にあるからである。
神は決して神の保護下にある子供たちを忘れないであろう。
有限な人間にとって、
「虹が雲の中に現れるとき、わたしはあなたを思い出す」
と
言われた神の格別の愛と
優しさと比類のないへりくだりを理解するのは、
何と困難なことか。
Review and Herald 1880年 2月 26日
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