2008年7月19日土曜日

サタン的品性の卑しむべき特徴


ねたみは、
サタンの品性の最も卑しむべき特徴の一つである。

それはいつも、
他人を中傷しては自己を高めようとしている。

ねたみ深い人は、
自己を高めようと思って、隣人をけなす。

賞賛されることに慣れている人は、
自分にそうされると嬉しがるが、
他の人に向けられた賞賛を憎む。

ああ、品性のこの悪しき特徴が、
どれほど多くの害悪をこの世に及ぼしてきたことだろうか。

アベルのわざが正しかったので神は彼をお誉めになり、
カインのわざは悪かったので彼を祝福なさることが
できなかったことから、
兄弟アベルに対してカインの心にかきたてられたのと
同じ憎悪が、サウルの心にあった。


ねたみは誇りの子どもであり、
心の中でちやほやされると、
残酷な行いや憎しみ、
報復や殺人へと導いていく。

キリストと暗黒の君との間の大争闘は、
日々の実生活の中で行われている。


          Signs of the Times  1888年 8月 17日

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