ペテロの質問、並みの労働者と同じ
「ついては、何がいただけるでしょうか」
というペテロの質問は、
そのまま改めないでおくならば
弟子たちをキリストの使者とするのに
ふさわしくない精神、すなわち、
雇い人根性をあらわしていた。
イエスの愛にひきつけられていたとはいっても、
弟子たちは、
まだパリサイ主義から完全に解放されていなかった。
彼らは、まだ、働きに相当して報いを受ける
という考えのもとに働いていた。
彼らは、
自己高揚と自己満足の精神をいだいて、
お互いに比較し合っていた。
だれかが、何かの失敗でもすると、
他の者は、優越感にひたっていた。
キリストの実物教訓 375
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