2008年3月25日火曜日

言葉だけでわかり合うには限界がある


生まれつき人の気持ちに敏感な人と鈍感な人がいます。

敏感な人は、子どものときから、「符号化」と「符号解読」の
すぐれたスキルを身につけていると考えられるそうです。

符号化とは、感情や気持ちをしぐさや表情、視線などの
「非言語コミュニケーション」によって表すことです。

また符号解読とは、符号化されたものを正しく理解すること。

たとえば、「好き」という気持ちを伝えるには、
「相手に近づく、視線を合わせる、微笑む、体をはずませる」
といった行動を駆使して符号化します。

その相手が正確に符号解読できたとき、
お互いの気持ちが理解し合えたことになるのですね。

誰かとギクシャクすると、「話し合えば解決できる」と考えがちです。
しかし、言葉は情報交換には力を発揮しますが、
感情理解のために役立てるには限界があります。

そんなときには特に、符号化と符号解読が重要であることを
覚えておきたいと思います。

このスキルは、さまざまな人間関係を通しても
身につけることができます。

特に、ネガティブな人間関係の中で育つようです。

たとえば誰かに批判された場合、自分の気持ちを整理したり、
第三者に相談したりして、相手との関係を改善する方法を
模索します。

このプロセスの中でスキルが育つ・・・・と、
古いノート(ネタ帳?)に書いていました。(=^▽^=)

1 件のコメント:

ハッピー さんのコメント...

なるほど!! SSさんからのメッセージ、感謝です!!人間関係は、言葉で伝えないとわからないと言われ、特に、日本の男性は言葉が足りないと言われますが、言葉を超えた表現があり、そして、それを、受け取るほうにも言葉を超えたものをわかってあげるスキルが必要なのですね。それは、ネガティブな関係をなんとかしようとする中で育つ!!なんて!!!夫婦関係だけでなく、人間関係に悩む多くの現代日本人に伝えたいなあ。