SDA西日本女性会
セブンスデー・アドベンチスト教会 西日本女性会のブログです
2011年12月7日水曜日
「星を動かす少女」
クリスマスのページェントで
日曜学校の上級生たちは
三人の博士や
牧羊者の群や
マリヤなど
それぞれ人の眼につく役を
ふりあてられたが、
一人の少女は
誰も見ていない舞台の背後にかくれて
星を動かす役があたった。
「お母さん、
私は今夜星を動かすの。
見ていて頂戴ね・・・・」
その夜、堂に満ちた会衆は
ベツレヘムの星を動かしたものが
誰であるか気づかなかったけれど、
彼女の母だけは知っていた。
そこに少女の喜びがあった。
松田 明三郎
(あけみろう)
作
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