人と交際するとき、
その人の経験の中に
人間の目には
封ぜられた部分があることを
知らなければならない。
その記憶の中には
好奇心にもえた目から厳重に
守られている悲しい歴史があるものである。
そこには苦しい境遇に対する長い間の
つらい戦いの記録があって、
たぶん、それは家庭生活の中の悩みであろうが、
それが勇気と信頼と信仰を弱めるのである。
非常な困難の中に人生の戦いを戦っている人は、
ちょっとした愛の行為によって力づけられ、励まされる。
こういう人にとっては、
真の友人からの力強い助けの手は金や銀よりも尊く、
親切な言葉は天使の微笑みのようにうれしいものである。
ミニストリー・オブ・ヒーリング 130、131p
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