キリストは人々に、
勝利する力をお与えになった。
彼は人々の間で人として生きるため、
人間の姿でこの世に来られた。
彼は試みられるために、
人性の弱さを負われた。
人間でありながら、
彼は神の性質にあずかる者であった。
その受肉において、
彼は新しい意味で、
神のみ子という称号を獲得された。
天使がマリヤに言った、(ルカ1:35を引用)
人の子であられながら、
彼は新しい意味で神の子となられた。
こうして彼は、
神の子であられたにもかかわらず、
生まれながらに人類と結合して
我々の世界で生きられた。・・・
キリストは永遠の昔から、
天父と結ばれていて、
彼が人性をお取りになったとき、
尚も神と一つであられた。
彼は神と人とを結ぶ環である。
Signs of the Times 1905年 8月 2日
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