キリストの力は
祈りの中にありました。
神であられたのに
彼は人性をとられ、
わたしたちの弱さを
身に負い、
わたしたちのために、
罪となってくださいました。
キリストはよく森や山へしりぞき、
世やその他すべてのものを離れてただひとり、
父なる神との時を過ごされました。
強烈な熱心さをもって
彼は御自分の切なる願いを注ぎ出しました。
そして魂のすべての力をふりしぼって
無限者なるおかたの手をつかみます。
新たなこころみが襲ってくると、
キリストはそっとひとりで
人里はなれた静かな場所に出かけ、
そこで天の父なる神との交わりに
徹夜することもしばしばでした。
キリストはすべての面において私たちの模範です。
もし私たちが
キリストのこのような熱心な祈りに学び、
サタンのたくらみに抵抗するための力を、
決してサタンの試みに屈することのなかったキリストの名によって
祈り求めるならば、
私たちは絶対にサタンに打ち負かされることはありません。
(『ユースインストラクター』1873年4月1日)
祈り 269、270p
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