2014年12月19日金曜日

救い主のたとえ話には・・





救い主のたとえ話には、
真の「高等教育」がなんであるかが
示されている。

キリストは、科学のどんな深い真理でも、
人に説明することがおできになった。

人類が、
幾世紀もの努力と研究を重ねて、
到達できるような神秘の扉を、
開くこともおできになった。

また、世界の終わりにいたるまでの思想のかてとなり、
発明の刺激となる科学的提言をすることも、
主には可能であった。

しかし、彼はそうはされなかった。

人々の好奇心を満たし、
または世俗的な偉大さへの希望をいだかせて、
野心を満足させるようなことは、
何も言われなかった。

キリストは、何をお教えになっても、
人間の心を、
無限の神の心に接触させるようになさった。

神と、神のみ言葉、
または、神の働きに関して、
人間が述べた理論を学ぶようには、
少しも指導なさらなかった。

彼は、神の創造の働きと神のみ言葉と、
そして、神の摂理の中に示されている神を
ながめるようにとお教えになった。


希望への光 1195p





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